セールで安くなっていたから買った。話題になっていたから買った。でも気づけばプレイしていないゲームが山積み。「お金も時間も無駄にしてしまった…」という罪悪感、ありますよね。
僕もかつて同じ悩みを抱えていました。ただ、「時間単価」という考え方を知ってからゲームの買い方が変わりました。サイドFIREを達成した今も娯楽費は削らず、むしろ納得してお金を使えています。
この記事では、ゲームのコスパを時間単価で計算する方法と、その正しい使い方を解説します。
時間単価を使いこなせば、ゲームへの出費に罪悪感がなくなり、娯楽費の使い方に自信が持てるようになります。
ゲームのコスパは「時間単価」で測る

時間単価とは、 1時間あたりの娯楽にかかるコスト のことです。計算式はシンプルで、次のようになります。
時間単価=価格 ÷ プレイ時間
突然ですが、9,000円のゲームと3,000円のゲーム、どちらが安いと思いますか?
一見すると3,000円のゲームの方が安く見えます。ただ、プレイ時間まで考慮すると答えが変わることがあります。
| ゲームA | ゲームB | |
|---|---|---|
| 価格 | 9,000円 | 3,000円 |
| プレイ時間 | 100時間 | 10時間 |
| 時間単価 | 90円 | 300円 |
定価が3倍高いはずの9,000円のゲームが、時間単価では3分の1以下になります。ゲームのコスパは 価格 ÷ プレイ時間 で求める時間単価で判断するのが正確です。
では実際にどのくらいの時間単価を目安にすればいいのか。次のセクションでエルデンリングを例に計算してみます。
エルデンリングで実際に計算してみた
僕が時間単価を計算して驚いたのが、エルデンリングです。
- エルデンリングの購入価格:約9,000円
- プレイ時間:150時間
エルデンリングの時間単価は9,000円÷150時間=60円
エルデンリングはレビューサイトでも「値段が高い」という指摘が多く、購入前は正直迷っていました。確かに定価は約9,000円と、ゲームとしては高めの価格設定です。
ただ、実際にプレイしてみると150時間以上遊び続けていました。時間単価を計算すると、9,000円 ÷ 150時間 = 時間単価60円。

9,000円で150時間も遊べるの!?時間単価60円!?

そう。同じ9,000円のゲームでも10時間でクリアしたら時間単価900円になる。エルデンリングは長く遊べる分、コスパが圧倒的に高いんだよ。
「高い」という印象は、時間単価を計算した瞬間に消えました。購入前に迷っていたのが嘘のようです。
でも、娯楽にコスパを求めるのはおかしくない?

でも…娯楽にコスパを求めるのって、なんか野暮じゃない?
確かに一理あります。感動や体験に値札をつけることはできません。
僕自身、旅行や休日の外食では出費をほとんど気にしません。「今日は楽しむ日」と決めた時間にコスパを持ち込むのは、むしろ楽しさを損ないます。

時間単価はあくまで補助指標で、娯楽のすべてをコスパで選ぶためのものじゃない。迷ったときの判断材料として使うのが正しい使い方だよ。
時間単価は 「迷ったときの判断材料」 であって、娯楽の価値そのものを測るものではありません。次のセクションで、正しい使い方を解説します。
時間単価の正しい使い方
時間単価を使いこなすには、 2つのルールを守る ことが大切です。
ルール①:毎月の娯楽費を把握する
娯楽費を把握するといっても、細かく管理する必要はありません。僕はクレジットカードの明細で毎月の支出を確認しています。娯楽にどの程度使ったかを把握できれば十分です。
クレジットカードで支出を把握する方法については下記の記事で解説しています。
使いすぎていると感じたときだけ見直すくらいの感覚で管理するのが長続きするコツです。
ルール②:迷ったときだけ時間単価を補助指標として使う
予算の枠内で「どれを買おうか迷ったとき」にだけ時間単価を使います。エルデンリングも購入前は迷いましたが、プレイ時間の目安を調べて時間単価を計算したことで、迷いが消えました。
一方で、「デス・ストランディング2」はコスパを一切考えずにデラックス版を買いました。どうしても欲しいと思ったからです。
「絶対に欲しい」という気持ちがあるなら、時間単価を持ち出す必要はありません。

つまり、時間単価は迷ったときだけ使う道具なんだね。全部の買い物をコスパで決めなくていいんだ。

その通り。娯楽費を大まかに把握しつつ、迷ったときだけ時間単価を使う。これだけでゲームへの出費がずっと納得できるものになるよ。
時間単価の考え方はゲームだけでなく、日常のあらゆる場面で使えます。気になる方はこちらの記事もどうぞ。
コスパの良いゲームを買う実践的なコツ

時間単価を意識するようになってから、ゲームの買い方も変わりました。
セールを活用する
僕がメインで使っているのは Steamのセール です。定価から50〜90%オフになることも珍しくなく、時間単価をさらに下げられます。Nintendo SwitchやPS Storeでも定期的にセールが行われているので、欲しいゲームはウィッシュリストに入れておいてセールを待つのがおすすめです。
中古やサブスクも選択肢のひとつです。PlayStation Plusなどのサブスクサービスを使えば、月額料金で複数タイトルを遊べます。ただし遊びたいタイトルが必ずしも揃っているわけではないので、使い方は選びます。
プレイ時間の目安を事前に調べる
購入前にプレイ時間の目安を調べておくと、時間単価の計算に役立ちます。攻略サイトにクリアまでの時間が掲載されていることが多いので、まずはそちらを確認するのが手軽です。
より正確に調べたい場合は HowLongToBeat というサイトが便利で、メインストーリーからコンプリートまで細かく時間が掲載されています。

まとめ
時間単価とは 価格 ÷ プレイ時間 で求めるゲームのコスパ指標です。エルデンリングは定価9,000円でも150時間遊べるため、時間単価はわずか60円。「高い」という印象は、時間単価を計算した瞬間に変わります。
ただし、時間単価はあくまで補助指標です。娯楽費を大まかに把握しつつ、迷ったときだけ時間単価を使う。この2つのルールを守れば、ゲームへの出費に罪悪感を持たずに楽しめます。
資産運用と同じで、娯楽費も使い方に基準を持つだけで満足度が大きく変わります。ぜひ次にゲームを買うときに、時間単価を計算してみてください。
ゲームの購入以外でも時間単価を使ってみたい方はこちらの記事も参考になります。




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