「収入の何%を投資に?」が気になるあなたへ。実は「割合」より大切な考え方がある!

「収入の何%を投資に?」が気になるあなたへ。実は「割合」より大切な考え方がある! 資産運用・投資(未来を育てる)

投資を始めようと思ったとき、多くの人が最初に悩むのが「どれくらいの金額を投資に回すべきか?」という点です。

結論から言うと、ネット証券最大手のSBI証券も提唱する「110-年齢」の法則が、一つの理想的なゴールになります。しかし、この「割合」だけを盲信して投資を始めるのは非常に危険です。

なぜなら、投資の成果を左右するのは割合以上に、万が一の時に自分を守る生活防衛資金の有無だからです。

この記事では、理想の割合を知るための「110-年齢」の法則を紹介した上で、失敗しないための 生活防衛資金 の作り方と、安全に投資額を増やしていくステップダウン方式について詳しく解説します。

こんな方にオススメ!
  • 投資を始めたいけど、いくらから始めればいいか分からない人
  • 収入の何%を投資すればいいの?と検索して答えを探している人
  • 家計の見直しや資産形成に興味があり、投資も視野に入れている人

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けんにぃ
この記事を書いた人
けんにぃ

投資を始めて3年でサイドFIREを達成。

エンジニアとしてマネジメント経験を積みながら稼ぐ力を身に着けて、余剰資金で投資を行う兼業投資家。投資の知識だけでなく、稼げる働き方についても発信中。

モットーは『1万円稼ぐより、1万円節約するほうが楽』。

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投資割合に迷ったら「110−年齢」の法則がおすすめ

かえで
かえで

ねえけんにぃ、毎月の積立額とか、資産のうち何%を投資に回せばいいのか、全然わからなくて…。

けんにぃ
けんにぃ

そうだよね。その答えに迷ったとき、一つの強力な指標になるのがSBI証券でも紹介されている110−年齢の法則です。

もともとは「100−年齢」という法則が有名でしたが、人生100年時代といわれる現代では、ネット証券最大手のSBI証券なども、より積極的な110−年齢を提唱しています。

計算方法はとても簡単です。110から自分の年齢を引いた数字を、リスク資産の割合にする。たったそれだけです。

【年齢別】理想の投資割合 早見表

あなたの年齢投資に回す割合現金で持つ割合
20代80〜90%10〜20%
30代70〜80%20〜30%
40代60〜70%30〜40%
50代50〜60%40〜50%
60代〜40%以下60%以上

若いうちは万が一暴落しても取り戻す時間があるため、積極的に投資へ回して複利の効果を最大化させます。

逆に、リタイアが近づくにつれて、資産を守るために現金の比率を高めていくのが王道の戦略です。

⚠️ 要注意!「割合だけ」で投資を始めると失敗する理由

かえで
かえで

じゃあ私、貯金全部投資に回しちゃおうかな!

けんにぃ
けんにぃ

ちょっと待って!「110-年齢」の割合はあくまで生活防衛資金を除いた、余剰資金の中での配分だからね。まずは生活を守って、その上で投資を楽しむ。これが鉄則だよ。

ここで重要な注意点をお伝えします。

「110−年齢」の法則は、あくまで理想のゴールです。いきなりこの割合を目指して貯金を投資に突っ込むと、以下のようなリスクがあります。

投資のリスク
  • 急な病気や失業で現金が必要になったとき、投資を解約して損失確定
  • 株価暴落時に「お金がない!」と焦って狼狽売り
  • 生活費が足りず、クレジットカードのリボ払いで借金

投資の成果を左右するのは割合以上に、万が一の時に自分を守る生活防衛資金の有無です。

だからこそ、まずは投資の土台を作ることが最優先です。

まずはここから!家計を整える3ステップ

けんにぃ
けんにぃ

投資で成功するには、まず生活を守る仕組みを整えることが何より大事だよ。

かえで
かえで

具体的に、何から始めればいいの?

けんにぃ
けんにぃ

次の3ステップで進めれば、安全に投資をスタートできるよ。

ステップ① 固定費・変動費の分け方と見直し方

まず、投資を始める前にやるべきことは、毎月の支出を把握することです。支出は大きく分けて次の2つに分類されます。

固定費家賃、通信費、保険料など毎月ほぼ一定の支出
変動費食費、日用品、交際費など月によって変動する支出

家計簿を使って、これらを整理しましょう。支出を「見える化」するだけで、意外とムダな出費に気づけるものです。まずは3か月分の支出を記録し、平均を出すのがおすすめです。

支出を見える化するためには、家計簿アプリを使うのがおすすめです。
たとえば、マネーフォワード MEなどの家計簿アプリなら、銀行口座やクレジットカードと連携して自動でデータを集計してくれるので、手間を大幅に省けます。

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それでも「入力が面倒くさい」と感じる人は、日常の買い物をできるだけクレジットカードで支払う習慣をつけると、支出履歴が自動的に記録されるのでさらに楽になります。クレジットカードで収支を把握する手順については下記の記事をご覧ください。

けんにぃ
けんにぃ

重要なのは、完璧な家計簿をつけることではなく、おおまかに「自分が何にお金を使っているか」を把握することです。気軽に続けられる方法を選びましょう。

ステップ② 生活防衛資金を先に確保しよう

生活防衛資金を先に確保しよう

投資に回す前に、まずは生活防衛資金を準備しましょう。これは、急な病気や失業、家電の故障など、万が一の事態に備えるためのお金です。

目安としては、金融庁のNISA特設ウェブサイトでも推奨しているように、一人暮らしなら生活費の3か月分、家族がいるなら6か月分があると安心です。教育費やマイホーム購入など、将来的な大きな支出がある場合は、その備えも忘れずに。

生活防衛資金がない状態で投資を始めると、株価が下がったときにすぐに資金が必要になり、損失を確定させてしまう恐れもあります。

ステップ③ 投資と貯金のバランスの取り方

「投資に回すお金」と「貯金に回すお金」のバランスも大切です。どちらか一方だけに偏るのではなく、「流動性のある貯金」と「将来に備える投資」の両立が理想です。

たとえば、毎月10万円を貯金や投資に回せるとしたら、こんなふうに分けるのも一例です。

生活防衛資金貯金に回すお金投資に回すお金
少ない5万円5万円
そこそこある3万円7万円
多い1万円9万円
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ポイント
  • 毎月の支出を把握できた
  • 生活防衛資金も確保できた
  • 投資に回せる余剰資金が見えてきた

自分に合った投資額を見つける「ステップダウン方式」

自分に合った投資額を見つける「ステップダウン方式」

投資額を決めるとき、最初から「このくらいでいいかな」と感覚で決めてしまうと、無理をしていたり、本当はもっと投資できた余裕があったりするかもしれません。

そこでおすすめなのが、ステップダウン方式です。

ステップダウン方式とは?
  1. まず、毎月の余剰資金(例:10万円)を「全額投資できるか?」と自問してみます。
  2. 「無理だな」と感じたら、9万円, 8万円, … と金額を少しずつ減らしながら同じ問いを考えてみます。
  3. 「これならできそう」と思えた金額が、あなたにとって無理のない投資額です。

この方法を使えば、自分に合った金額を冷静に見極められるだけでなく、途中で積立を減額したり中断したりするリスクも減らすことができます。

「なんとなくこれくらいかな」と決めるより、ずっと納得感のある投資スタートが切れるはずです。

毎月の投資額をどう決める?具体例で考えてみよう

ケース①:一人暮らし・月収25万円の場合

このケースでは、家賃や生活費を差し引いて、手元に残る金額が3万円程度だとしましょう。そのうち1万円〜1.5万円を投資に回すと、無理なく続けられます。

毎月の投資額

1.5万円(月収の約6%)

収入の10%には満たないですが、無理なく継続できることのほうが重要です。

ケース②:夫婦共働き・月収合計60万円の場合

共働きで支出を分担している家庭では、生活に余裕があり、貯蓄も進んでいるなら、投資に回せる金額も増やせます。

毎月の投資額

6万円(月収の約10%)

ケース③:子育て世帯・教育費がかかるケース

子育て中は、思った以上に教育費や日用品の出費がかさみます。無理に投資額を増やそうとせず、あくまで「今の生活に支障がない範囲」で設定することが重要です。

毎月の投資額

5,000円〜1万円からでもOK

少額から始めて、余裕ができたら徐々に増やすのがポイントです。

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投資初心者が知っておきたいQ&A

かえで
かえで

Q. いきなり毎月投資して大丈夫?

けんにぃ
けんにぃ

A. 大丈夫ですが、いきなり大きな金額を投資に回すのはおすすめしません。

最初は少額からスタートして価格変動に慣れることを優先しましょう。投資に対する理解が深まってから、徐々に増やしていくのがオススメです。

投資を始める前に知っておきたい基礎知識として、投資とギャンブルの本質的な違いを理解しておくことも重要です。「なんとなく怖い」という不安を解消するには、以下の記事をご覧ください。


かえで
かえで

Q. 金額が少ないと意味がない?

けんにぃ
けんにぃ

A. 積立投資は金額より「継続」が大事です。月1,000円からでも始められる投資信託もあるので、まずは始めることに価値があります。

ただし、利益を出すためには利回りを上げるよりも運用資金を増やすことを意識することが大事です。なぜなら、利回りを上げるよりも、運用資金を増やすほうが比較的簡単だからです。

運用資金利回り5%での利益利回り10%での利益
1万円500円1,000円(難易度:高)
2万円1,000円(難易度:低)2,000円
利回りを上げるよりも、運用資金を増やすほうが簡単

表の通り、同じ1,000円の利益でも利回りより運用資金を増やしたほうが簡単です。

運用資金を増やすためには、節約をしたり仕事で稼げるようになるというのもセットで考えておくとよいでしょう。


かえで
かえで

Q. 年齢によって投資額は変えるべき?

けんにぃ
けんにぃ

A. 基本的には若いほどリスクを取りやすいと言われています。

ですが、重要なのは年齢ではなくライフスタイルと目標。どの世代でも、自分の状況に合った投資額を設定することが大切です。

例えば、お金を増やして旅行に行きたいという目標を作っても、年を取ると旅行に出かける気力がなくなるかも知れません。若いうちに使ったほうが良いお金というのもあるのです。

「お金を使う」のと「お金を増やす」のはバランスが大事であり、お金を増やして何をしたいのか?はしっかりと考えておくことが重要です。

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まとめ|投資の最初の一歩は「生活の把握」から

投資を始めるとき、「収入の何%が適切か?」という問いは確かに気になります。でも、本当に重要なのは、あなた自身の生活スタイルや支出を把握し、無理のない金額で始めることです。

ポイント
  1. 生活費を把握する
  2. 生活防衛資金を確保する
  3. 残った余剰資金から投資をスタートする

この順番を守れば、投資はきっと怖くありません。

まずは少額からでも大丈夫。投資を生活の中に「自然に取り入れる」ことから始めてみましょう。

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